実施内容

活動は6月15日からスタートしました。
この時期は桃と梨の摘果を行う時期だったので、桃と梨の摘果から作業は始まりました。 作業方法を武彦さん(4代目園主・木村武彦さん)に教わり、毎年来ている浜益のベテランお手伝いさんたちに混じって摘果を行います。この時期はだいたい6~7人で作業を行っていました。

おいしい果実を作るためには、きちんと摘果を行なわなければなりません。摘果を行う前、木にはたくさんの実がなっています。その中から大きくなりそうな実を数個選び、大きくなった時に実の重さで枝が折れてしまわないか、枝に実が当たってしまわないかなど、イメージを膨らませながら摘果していきます。
桃は手で、梨はハサミを使って果実の赤ちゃんを摘んでいきます。初めに成っていた実の7~8割ほど摘果し、樹に残っているのは2~3割程度。この作業はとても重要で、遠慮してたくさん残してしまうとおいしく大きい果実が実らないため、ベテランの先輩方に教わりながら作業を進めました。

参加者の声

果樹の剪定・収穫などに約20日間参加しました。札幌育ちでこれまで果樹に触れる機会がなかったので、何をするにも新鮮で、貴重な機会だと感じました。 作業は、傾斜がある場所で脚立を安定する位置に立てることなど、難しい部分もありましたが、高所での果実の剪定では私の身長が役に立つ場面もあり、嬉しいことも多くありました。 木村さんなど地域の方々に作業を教えていただいたり、お話をしたり、浜益の食べ物をいただいたりしたことが思い出になりました。浜益・きむら果樹園でお世話になった皆さん、ありがとうございました!

おまけ

果樹園のお手伝い中は、浜益に滞在していました。浜益滞在中の様子を少しご紹介します。 稲が大きくなり、6月は天気が悪い時期も多くありましたが、7月に入ると晴れた日が多く、きれいに黄金山がみれました。

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
舞い上がれ 社会を変える みんなの力 休眠預金活用事業