実施内容

▲集落の教科書制作のためのインタビューの様子(石狩市浜益区にて)

​集落の教科書とは、京都府南丹市に拠点を構える「NPO法人テダス」が制作支援する”良いことも、そうでないことも、ちゃんと伝えたい”がコンセプトの移住のための地域別ガイドです。浜益では、2021年春から関係人口向けにアレンジした「浜益版集落の教科書」の制作を行ってきました。
そんな中、浜益に興味を持ってもらう人が増えてほしい、集落の教科書の制作のヒントになるものを見つけたいという思いで開催された浜益ベース座談会&集落の教科書ワークショップが行われました。参加者は5人集まり、浜益に興味がある人やezorockの活動について知りたいという人が参加しました。
事前準備が思うように進まず、イベント開始時間ぎりぎりまでスライドや進め方の修正をし挑みました。初めての試みだったのでまずはやってみようという勢いで実施しました。

▲当日の様子

最初にスケジュールの説明や自己紹介を行い、その後浜益の紹介と集落の教科書について説明を行いました。後半では、3つのワークショップを行いました。1つ目は、浜益について知りたいことをとにかく沢山出すというものでした。ベースメンバーに質問したいことを数多く出すことを重視して行いました。2つ目は、1つ目で出した質問にベースメンバーが答えていきました。3つ目は、どのような集落の教科書が読みたいかについて参加者から意見をもらいました。こういうコーナーがあったら楽しめる!ということについて具体的にどのような内容があればいいのか考えました。特に印象に残っているのは、3つ目のワークショップです。テレビ番組のパロディを取り入れるなど、今までの集落の教科書ミーティングでは出てこなかったような斬新なアイディアが出てきて面白かったです。集落の教科書をより多くの人に楽しんで読んでもらえるためのヒントになったと感じています。



第1弾の座談会を終えて、今回の参加者の方たちには浜益の魅力や集落の教科書とはどのようなものなのかを知って頂けたと思います。また、今回のワークショップを通して得られたものを第1弾の浜益の集落の教科書発行に活かしていきたいです。

(記事を書いた人:ちーちゃん)

参加者の声

浜益という地名は聞いたことがありましたが、実際にどんな場所でどんなものがあるのかなどはあまり深く知りませんでした。そのため、浜益ベースチームが普段どんな活動をしているのかを聞きながら浜益のことをより深く知りたいと思い、参加してみました。特に印象に残っているのは、浜益には美味しい食材がたくさんあるということです。お米や果物、魚貝類など、みんなで囲んで美味しそうに食べている写真や映像は思わずよだれが出てしまいそうでした。集落の教科書に載せてみたい斬新なアイデアもたくさん出ており、よりいっそう浜益という地域のことが気になり実際に訪れたくなった、そんな座談会でした!(きくちゃん)

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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