実施内容

<11/8>
雪が薄く積もった朝、ついに冬突入か!という恐ろしさの混ざったわくわくとともに、活動がスタートしました。この日の活動は、「集落の教科書」改訂に向けた地域の方へのインタビューです。「集落の教科書」とは、地域の良いこともそうでないことも包み隠さず詰め込んだ冊子で、京都府南丹市で生まれました。現在、その「集落の教科書」には、ezorockメンバーで作成した浜益バージョンがあり、その内容を新しく更新しようという動きが始まっています。
札幌からはまますベースに到着し、お昼を済ませたら、インタビュー前の打ち合わせへ。一通りの流れを確認し、「こんなことを聞きたいね!」というポイントをすり合わせていきました。この日お話をお聞ききしたのは、元地域おこし協力隊で、現在も浜益で地域づくりに関わり、活躍されている方です。普段から関わることの多い方ではありますが、改めてインタビューを通して向き合ったことで、浜益のリアルな現状や、その方自身の考えをより深く伺うことができました。移住者としての視点や、移住者を受け入れる立場からの視点まで。幅広く赤裸々にお話ししてくださり、「集落の教科書」改訂作業に向けて多くの示唆を得ることができました。
これから改訂を進めるにあたって、今回のインタビューで得た地域の“今”の声を丁寧に反映し、浜益の魅力も課題も正直に伝わる1冊にしていきたいと思います。

<11/9>
この日は、朝から浜益のコミュニティセンター「きらり」へ。浜益の文化祭が行われました。舞台部門と展示部門に分かれ、浜益豊漁太鼓の披露や、浜益の小中学校の展示など、さまざまな出し物がぎゅぎゅっと詰まった、大事なイベントです。私たちは、その会場でドリンク販売のお手伝いをしました。浜益の方々がたくさん集まる場所なので、気合いを入れて会場に入ると、「あら!久しぶり!」とさっそく声をかけていただきました。嬉しい気持ちで心がぽっと温かくなったのも束の間、「浜益音頭踊ってくれない?衣装多めに持ってきているから!」とのお誘いが。実は、以前にも浜益のお祭りなどで一緒に浜益音頭を踊らせてもらったことがあり、それを覚えてくれていたのでした。突然のお誘いに、びっくりやら嬉しいやらで混乱しながらも、気付けば「是非!!」とお返事していました。着替えなど準備の時間を調整して、まずはドリンクコーナーへ。市販のジュースの他にも、きむら果樹園のりんごを使ったりんごサイダーも販売します。開始と同時にりんごサイダーが売れました。その後も、「あらぁ、飲み物も売ってるのね。」とさまざまな方が飲み物を買ってくれました。ジュースを渡しながら少しお話したり、ちょこっと舞台部門を見に行ったり。浜益のイベントに参加させてもらっていることにほっこり嬉しくなりました。そうこうしているうちに、浜益音頭の出番が!赤とピンクの色鮮やかな法被を着させてもらい、「似合うね~かわいいね~」というお褒めの言葉を一身に受け、ついつい口角が上がります。緊張しながら会場に入りましたが、やっぱり身体が覚えているもので、一度音楽がかかると自然と振付を思い出し、踊ることができました。浜益の生活と暮らし、そして特別なイベントにぎゅっと入りこむことができた1日でした。

<11/15-16>
15日の午前中は、はまますベースの冬支度をしました。窓をガードするための窓枠の作成と、木の枝の仕分けを行いました。雪がたくさん降る浜益では、屋根に積もった雪が下に落ちてきて、その雪が溜まって窓ガラスが割れてしまうことがあります。それを防ぐための木枠の足部分が腐っていたため、新しい足をつけて補強しました。どのように付けたらいいのかみんなで話し合いながら、無事に完成させることができました。


午後からは、夏のサクランボ収穫ボランティアなど、普段からはまますベースの活動を受け入れてくださっている浜益の果樹園、きむら果樹園にて電気柵の撤去作業のお手伝いをしました。約半年間、鹿などの野生動物から果物を守ってきた電気柵を片づけました。巻き取っていくのは地味だけど重労働。寒さにも耐えながら、頑張りました。


次の日は1日中、はまますベースと元々コミュニティセンターとして使われていた施設「旧適沢コミセン:通称ガル」を掃除しました。1年間さまざまな活動でお世話になった場所を綺麗にしていきます。普段の掃除では手の届かない物が置いてある隙間や窓、階段なども綺麗にしていきました。午後からはガルの清掃。こちらも普段はできていない部分の掃除を行いました。みんなで協力して掃除したので、はまますベースもガルもピカピカになりました!


(記事を書いた人 さーや、みさき、かいと)

参加者の声

はまますベースにて薪割り、ポトフ作り、木の枝の仕分けに参加しました。薪割りは簡単そうだな、とやる前は思っていましたが、実際にやってみるととても難しかったです。中々割れず苦労しましたが、段々とコツがわかり、割ることができてとても嬉しかったです。また、ポトフ作りも楽しく、またやりたいです。今回、浜益への移動中に浜益についてたくさん教えてもらい、良いところなんだろうなと感じました。海に映る夕陽がとても綺麗でした。また浜益に来たいです。(けーちゃん)

はまますベースやガルのお掃除に参加しました。初めて浜益に行ったので「どんなところなんだろう?」と期待を胸に参加しました。まず道中の海と山の景色にとても感動しました。はまますベースのみなさんから浜益について、たくさん教えていただくことができ、この自然の豊かさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと感じました。また、浜益の伝統や自然をこれからも守っていくためにはどのようなことができるのかなと考えさせられました。帰り道の夕日もずっと見ていたいくらい綺麗で、1日のお掃除の疲れが吹き飛びました。今度は地域の方とお話しすることや、四季を通してどのような景色が見られるのかを楽しみに、また浜益に行きたいと思います。(みや)