実施内容

2020年6月に摘果(間引き)作業をした、りんごの収穫作業に参加させていただきました。収穫したのは”ふじ”という品種。きむら果樹園では29種類ものりんごの木が植えられています。ふじはその中でも一番最後に収穫される種類のりんごです。

カンガルーのお腹の袋のような大きい鞄を肩にかけて、摘果の時と同様、はしごに登って収穫していきます。りんごのつるの部分が外れてしまうと傷みやすくなってしまうので、つるが外れないように丁寧ていねいにもぎます。落としてしまうと、打ち身になって商品にならないので慎重に。

収穫したりんごはコンテナにいれ、トラックで運びます。”ふじ”は収穫後に時間をおくと甘くなる品種なので、寝かしてから出荷するそうです。

おまけ

作業が終わり、改築中の活動拠点『浜益ベース』に戻ってからきむら果樹園で販売しているりんごジュースの飲み比べをしました。種類はハックナインとジョナゴールド&北斗の2つ。ハックナインはさっぱりとしていて、ジョナゴールド&北斗は濃厚な味わいでした。どっちもおいしかった~!

参加者の声

自分たちで6月に摘果したりんごの収穫を行い、摘果の時に収穫時をイメージすることの大事さが身にしみてわかりました。摘果している時は、摘果しすぎかなと思っても収穫時になると意外と実が成りすぎていたり、枝に当たって傷が入ってしまっていたり。想像以上にハネ品が多く、店頭に並ぶようなきれいなりんごは本当にレアだということを知りました。果樹園のお手伝いに参加させてもらえて、本当によかったです。ありがとうございました。

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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