実施内容

GREENDAY2021(GREENDAYについてはこちら)では、標津町のまちづくり団体である「しべつ未来塾」が一つの分科会を担当しました!テーマは日本遺産「鮭の聖地」で続く一万年の暮らし。日本遺産「鮭の聖地」の物語~根室海峡1万年の道程~にのせて私達の地域の歴史・産業・暮らしを紹介するというもの。未来塾生が標津町の各地から中継を繋ぎました。
せっかく分科会を一枠頂けたのだから、標津のことを紹介したいよね!と内容を考え始めました。様々な職種が集まる未来塾生。今回のメンバーが漁協職員・酪農家・役場の歴史好き広報担当・観光ガイドということもあり、それぞれの特技を活かして各所から中継する内容に。当日まで何度もミーティングを重ね、リハーサルで映像の確認なども行いながら作り込んでいきました。

当日は開始時間が、朝早くて参加者来てくれるかなど心配していましたが20名ほどの方が参加してくださいました!メンバーはテンションと共に緊張もMAX!
日本遺産の紹介後、さっそく中継開始!標津町ポー川史跡自然公園資料館から町の歴史について紹介を行いました。マニアックなクイズを交えながら標津町には世界最大級の竪穴式住居群があり、1万年の暮らしが続いてきたことを学びました。

時代は移り、現代の漁業紹介に。中継で訪れたのは標津漁港です。鮭が不漁になった時期に栄えたホタテ漁の紹介や未来塾メンバーでもある鮭漁師さんがたまたま?!漁港で浜焼きをしているところに出くわし(仕込み感100%)写真を使って鮭漁の紹介をしてくれました。

最後に標津町が誇るもう一つの産業、酪農現場から中継。蔭山牧場の牛舎で北海道の生乳生産や牛の一生について学びました。朝生まれたばかりの子牛を見ることもでき、日々私達の手元に届く乳製品への感謝を感じる内容でした。

 

準備段階からお互いの職業に関する内容を紹介し合うこととなり、私達自身も改めて住んでいながら知らなかった標津町について知るきっかけになりました。それがとてもおもしろく、GREENDAY終了後には、メンバー自ら町への愛が深まる結果に。
参加者の皆さんからチャットにたくさんの質問やコメントをいただき、画面を飛び越えて時間を共有することができ楽しい時間となりました。それが本当に嬉しかったです。今度は実際に足を運んでいただき、標津町をご案内できる日が来ることを楽しみにしています!

参加者の声(感想)

オンラインツアーに参加したのは初めてだったのですが、まるで自分が標津にいるかのようにとてもリアルに標津を感じました。標津の文化、歴史と漁業と酪農と今と昔の暮らしを一気に知ることができて、とても面白かったです!標津の皆さんのチームワークも素晴らしく、参加型のテレビ中継みたいでとても楽しかったです。実際に足を運び、会いに行って、標津のことをもっと知りたい!ととても思いました。
(ゆーみん)

 

(記事を書いた人:ねも)

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
舞い上がれ 社会を変える みんなの力 休眠預金活用事業