実施内容

浜益で活動するプロジェクト「浜益ベース」は、6月12日に遊休施設である「旧カフェ・ガル」で2021年度の活動報告を実施しました。浜益の方々や浜益ベースメンバー総勢19人が集まりました。

この報告会の準備では、報告資料の作成、ワークショップ内容の考案、さらに前日には会場設営やリハーサルなどをおこないました。
報告会は15時から始まりました。集落の教科書(完成までの過程や中間報告会・座談会)やきむら果樹園お手伝いプログラムなど2021年度に実施した活動について、15時50分まで報告・質疑応答しました。16時ごろからワークショップ形式で意見交換を行いました。

「今、浜益でやりたいこと」「できなそうだけどやりたいこと」「やりたいけどできてないこと」など、実現と希望の2つの軸で意見を出し合い、そこに浜益ベースへのニーズや関わる隙があるのかを探しました。高層マンションや地下鉄を通すなど、実現度より希望度が高いものがあったり、移住者を増やすには学習塾などの子ども向けの取り組むが必要なのではという意見がでたり、「言ったからにはやりたい」ととても熱がこもった方もいました。

また、完成したものの協力していただいた方へ渡せていなかった集落の教科書を、この報告会で渡すことができました。修正点もいただきました。毎年の活動から更新していき、さらにもっと置かせてもらえる場所(人が集まりやすい温泉など)を増やしていくことが当面の目標です。

(記事を書いた人:しん)

メンバーの声

集落の教科書作成は去年の一大プロジェクトだったので、その完成をお伝えすることができてとてもよかったです。集落の教科書を手渡しした際には、多くの方から前向きな感想をいただき、浜益での活動の意義を再確認できた報告会でした。(はっちゃん)

顔見知りの人もそうでない人も、思ってたより多く他の方が参加してくださいました。やりたいことなどがたくさん出たし、浜益に可能性を感じていて、前向きな人たちが多く、とてもいい場所だと思いました。集落の教科書は、第1版としてはかなりのボリュームになり、完成が延期したりもしましたが、教科書制作の活動から新たに参加してくれたメンバーもいたりと、いいプロジェクトでした。毎年報告会はかかさず、浜益の人と一緒に作る活動を今後も続けていきたいです。(かほ)

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
舞い上がれ 社会を変える みんなの力 休眠預金活用事業