実施内容

あっという間に12月。札幌を出発した時には青い空が広がっていたのに、浜益に入ると雲行きが怪しくなってきました。到着するころには吹雪に。今回、私たちは「はまますベース」の冬支度を予定していました。雪かきやベースの窓が割れないように雪除けを作り直そうという活動でした。吹き付ける雪と私たちのやる気との戦いです。工具を片手に、いざ出陣!長年使われて、木の足が腐ってしまった雪除けを修理します。足を付けるだけだからすぐに終わるかと思っていましたが大間違い。ふかふかの雪の上に雪除けを寝かすだけでも一苦労。どうしたら足が取り付けやすいか、ぐるぐると向きを変えます。やっとのことで、足の取り付け作業に入りました。電動ドリルで、木にねじを打ち込んで行きます。降り続ける雪の中で、頬も鼻も真っ赤に。何とか三本のうち二本を取り付け終わったところで、はまますベースに逃げ込むようにして帰宅。ストーブの前でおしくらまんじゅうするように、ぎゅむぎゅむと体をくっつけてみんなで温まりました。

勝負は雪の優勢ではありますが、私たちも負けません。気を取り直してもう一度外へ。作業をしているうちに私たちも成長したのか、ねじ取り付けが早くなりました。あっという間に足を取り付け、いざ窓に立てかけてみようとしましたが、ここでハプニング。取り付けた足の長さが合わないという事体が発生しました。三本の足のうち、二本は腐って折れてしまっていたので問題ありませんでしたが、一本折れずに残っていた足が思ったより長かった……。ちゃんと測ったはずなのに。急いでのこぎりを持ってきて、ぎこぎこと足の長さを調節しました。
これでやっと完成! と思った所で、今度は雪除けの足が斜めになっているのです。これでは、雪除け本体も斜めに。ちょっと落ち込みましたが、壁に立てかけられるし、立つし、まぁいっかということで良しとしました。雪との勝負は、引き分けとしておきましょう。浜益の冬の大変さをひしひしと感じた活動でした。

(記事を書いた人 みさき)

参加者の声

この日は2024年最後の浜益ベース活動でした。風も寒さも厳しく、その中での作業は大変困難でしたが、皆でやいやい言いながら作業をするのがすごく楽しかったです。ちょっと失敗しちゃったのも、まあご愛嬌と言うことで! と、大人に受け流せました。普段過ごしている環境が全然違うメンバーがこうして一緒に頑張ることができるのは、このはまますベースがあるからこそです。(さーや)

 

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