浜益本祭~踊り山に参加~(7/15)
毎年この時期は、浜益のお祭りが各地区で開催されます。15日はその浜益のお祭りの本祭。この本祭での一大イベントは、お神輿、奴道中、踊り山。お神輿はなんとなく分かるとして、「奴道中」「踊り山」…はて?と思う方もいるでしょう。奴道中は主に男性が行うもので、参勤交代を模しています。掛け声をかけ、槍などの道具を投げ渡しながら、浜益の町を練り歩きます。一方で踊り山は女性が行うもので、浴衣や法被に身を包み、浜益音頭を踊りながら奴道中の後に続いて歩くものです。なんと今回私たちは、この踊り山に一緒に参加させて貰えることになったのです!
当日の朝、早起きをして、浜益のコミュニティセンターきらりに向かった私たち。待っていたのは、カラフルな法被。そう、本番で着る衣装です。見ているだけで胸が高鳴る法被に、ドキドキしながら腕を通します。「法被もかわいいわぁ」「似合っているよ」と地域の人に声をかけてもらい、ついつい照れ笑い。法被の他にも、衣装として浴衣も用意されており、これもまた素敵なのです。
着替えたあとは、スタート地点の浜益神社へ。御祈祷を終えたお神輿隊と、奴道中の方々が神社の階段を降りてきます。気合が入った掛け声は大迫力。思わず拍手してしまいました。そうこうしているうちに、浜益音頭が流れはじめ、いよいよ本番です。この日の為に浜益音頭をしっかり覚えてきました。ちょっとの緊張とたくさんの楽しいという気持ちを抱えながら、一生懸命踊ります。浜益のまちを歩いていると、家から出てきて拍手で迎えてくれたり、家の前に料理を置いて「休憩していって!」と言ってくれたり、地域の温かいお祭りの雰囲気を感じました。休憩をはさみながらどんどんまちを進んでいくと、青い海が見えてきます。ゴール地点は浜益の漁港。無事に浜益音頭を踊りきり、漁港に到着するとたくさんの大漁旗をつけた船にみんな乗り込んで行きます。私たちも乗せてもらい海へ。いつもは、陸から浜益の海を眺めていますが、海から浜益を眺めるという初の体験。海風に吹き飛ばされそうになりながらも、浜益に関わっていてよかったなぁとじんわり感じていました。
あっという間にお昼になり、お祭りも終了。地域のお祭りに参加させてもらえるということの嬉しさと、浜益のあたたかさを感じた一日でした。
はまますベースを快適に!整備DAY(7/20-21)
この2日間では、はまますベース内の整備と庭の草刈りをしました。
1日目は主にはまますベース内の掃除や整理整頓です。網戸を外して綺麗にしたり、布団の出し入れがより簡単に出来るよう整頓したり。もっといろんな人に訪れてもらい、訪れた方が快適な生活をおくれるよう工夫しました。夜は皆でテーブルゲームをしました。あまりにも熱中しすぎて寝るのが少し遅くなってしまいましたが、一気に仲が深まって、とても楽しい時間でした。ふと思い出して、ゲームの途中で外に行ってみると、天気が良く、星が大変綺麗に見えました。
2日目は朝ご飯を食べてから、この日から参加する新しいボランティアの方々と合流し、庭の草刈りを始めました。夏の日差しをたっぷり浴びている草花はすっかり伸びきっていて、私たちの前に立ちはだかります。この日は虫も多く、四苦八苦しましたが、なんとか全体を綺麗にすることが出来ました。以前整備した池も見えやすくなり、素敵なお庭作りが一歩前進です。草刈りが終わった後、白銀の滝を見に行きました。今回のメンバーのほとんどが滝を直接見たことがなかったようで、とても楽しそうにしていました。暑い日だったので、滝周辺の澄んで冷たい空気が気持ちよかったです。
本格的な夏日が続いた2日間でしたが、暑さに苦しみながらもみんなで協力し、はまますベースの整備を格段に進めることができました。これからも「みんなでつくる田舎のおうち」をめざし、たくさんの方に快適に過ごしてもらえるよう精進します。
(記事を書いた人:さーや、みさき)
参加者の声
7/15
夏祭りで踊るという経験が無かったので、新鮮でした。地元から離れ、こうした地域色の強いお祭りがとても恋しく、今回参加できてとても良かったです。地域の方々がたくさん褒めてくださって、照れくさかったです。(さーや)
7/20
この日は気温も高く、みんなで大量に汗をかきながら作業しました。前々からやりたかった網戸の張替えや、窓の拭き掃除などを協力して終わらせることができ、また一段とベースが快適になったように思います。「みんなでつくる」ことを浜益に通っている人も、初めて来た人も混ざり合いながらできることはとても魅力だと感じます。(みさき)