実施内容

気球は早朝から飛ばすのがベストということで、前日に札幌を出発し上士幌へ向かいました。
バルーンミーティングは夏と冬の年2回開催されていて、気球を飛ばすために全国各地から人が集まります。気球は1人では飛ばすことが出来ないので、5人ほどのチームを組んで気球を飛ばします。
今回は上士幌の気球チームの仲間に入れてもらい、一緒に気球を飛ばしました。

気球はハンドルがありません。風を読みながらどの方向かを決めて、風に乗って進みます。
そのため、風が少しでも強いと飛ばすことが出来ません。
バルーンミーティングの2日間ずっと風が強く、一度も気球を飛ばせずに終わってしまうこともあるとのこと。今回は運良く2日目にいい風が吹き、気球を飛ばし、乗船させてもらうことが出来ました。気球からの景色はとてもきれいで、隣の町や遠くの海まで見ることができ、とても感動しました。
この日は20個ほどの気球が町中を飛んでいて、上士幌でしか見ることのできないとてもきれいな風景でした。

また、Free flightのみなさんと一緒に気球焼きの販売も実施しました。
気球焼とは上士幌の名物で、気球の形をしたお菓子です。先代の方がご高齢で続けることが難しくなり、Free flightが引継いだそうです。気球焼はまちの人たちに愛されていて、多くの人が買いに来てくれました。

ボランティア参加者の声


上士幌に行くのも、バルーンを見るのも初めてで活動前からとてもワクワクしていました。バルーンについての基礎知識が全くなかったので、チームを組んで飛ばしたり、少しでも風があると飛ばすことが出来ないことや、気球の組み立ては意外と力を使うということ、すべてが驚きでした。気球の上から見た景色は最高で、上士幌の方々はみんな元気で優しくて、また夏のバルーンミーティングも参加したいと強く思いました。