️実施内容
古民家再生DIYプログラム(記事はこちら)に参加したメンバーが、もっと鷹栖町と関わりたいという思いを胸に再び鷹栖町へ!今回は、「関係人口と創るまちづくり」をテーマとしたまちづくりセミナーに、「札幌圏(鷹栖町外)に住み鷹栖町に関わる若者」という関係人口の立場として参加しました。セミナーには42人が参加し、町民の方々、鷹栖町長の谷寿男さん、たかすサークルさん(鷹栖町出身の大学生三人組)など、様々な形で鷹栖町と関わりのある人が集まりました。
はじめにezorockの草野代表理事が「若者が関わる持続可能な地域づくり」と題し、講演を行いました。講演の中ではezorockの様々な地域との繋がりや活動を紹介し、「地域のスキ(隙)がスキ(好き)のきっかけに」と話し、地域と繋がりをつくるうえで隙を見つけることや見せることがキーポイントになると話しました。
講演の後はパネルディスカッションを行いました。登壇者として話すことに緊張していましたが、「どのような思いや理由で鷹栖町に関わっているのか」や「どんな地域だと関わりたいと思うか」「どんな関わり方をしたいか」など、一人ひとりが素直な気持ちを語りました。
「オンラインを活用して地域内外の人と交流したい」「まちづくりに興味がある学生は多いが、交通費が壁になることも…」など若者ならではの視点や意見もあり、町民の方々に本音を伝える機会となりました。
パネルディスカッションの後は、参加者全員でグループディスカッションを行いました。各々が紙に話したいことや聞きたいことを書き、その紙を見せ合いながら話しをしました。「町でホームステイをしてみたい」「新しい部活動をつくりたい」などの提案や、「なにかを始めるには熱量が必要」「継続していくことは大変だからしっかり考えないと」「これから一緒にやってみませんか?」など、様々な声を聞くことができました。会場全体に一体感が生まれ、これからも鷹栖町に関わって一緒にまちづくりをしていきたいと感じる時間になりました。
(記事を書いた人:くめちゃん)
参加者の声
登壇者としての参加だったので緊張していましたが、セミナーの最後のグループディスカッションでは、住民と住んでいない若者とでのディスカッションならではのアイデアや想いが飛び交って、時間が足りなくなるくらいでした。私は、参加者の住民の方々が、前々からいろいろな「やってみたい」を持っていたことに驚きました。このセミナーを通じて、皆さんが元々持っていた「こんなことやってみたい」が実現に近づいたのではないかと思いました。(アキ)
鷹栖町の方から一言
鷹栖町では「みんなでつくる」まちづくりへの理解や共感を深める機会としてセミナーを年に数回開催し、今回は「関係人口と創るまちづくり」と題して実施しました。
パネルディスカッションは、当事者としてまちに関わりをもってくれているたかすサークル(鷹栖出身の大学生)と179リレーションズのメンバーをパネラーとして、なぜ地域と関わるのか、そのきっかけなどをディスカッションしました。
参加者からのアンケートでは、「大学生が関わってくれることが嬉しい」「今後も繋がり続けてほしい」など、関係人口として関わる若者への興味や期待が伺える感想がありました。
私は、「鷹栖町にまた来るね」と2か月前のDIYプログラム参加後に言ってくれた札幌圏の若者がこんなにも早く再来を実現し、しかも登壇し発言してもらえたことに驚くとともに、非常に嬉しく「あったか」すな気持ちとなりました。アキ、ひろと、ごーすけ、くめちゃん、本当にありがとう。また鷹栖で会いましょう。(鷹栖町役場 笠原さん)