実施内容

GREENDAYは北海道や世界を舞台に活動する方々をゲストに、様々なテーマの講演会やディスカッションを行っています。今年は「開拓」をテーマにオンラインで開催されました(GREENDAY報告記事はこちら)。今年で10回目の開催となりますが、179リレーションズが中心となった分科会を行ったのは今年が初めてでした。「地域と私たちのこれから〜繋がりは夢限大〜」には、大学生や各地の自治体職員、地域づくりに関わる人など、34人が参加しました。

はじめに「関わりのある地域の好きなところ」をお題に自己紹介を行いました。オンライン開催ということもあり、北海道各地のみならず本州からの参加者もいて、風景や特産品など様々な地域愛を聞くことができました。自己紹介の後は、地域と関わる事例紹介として、「179リレーションズ鷹栖チーム」、ゲストの「たかすサークル」「∞(まるまる)ゼミ」「EBETSUto」が活動紹介をしました。活動が始まったきっかけや、活動のなかでどのような事を感じているかをそれぞれが準備したスライドを用いて発表しました。

活動を始めたきっかけは、地域をもっと知りたいという思いや、周りの大人からの声かけからなど様々でしたが、どの活動も人の温かさや、地域の方からの応援の声が活動を支えているように感じました。

事例紹介の後は紙を用いてQ&Aを行いました。「何を目指しているの?」という質問に対しては、「地域と一緒に成長すること」「地域に関わる人を増やす」「学生の地域参入」という声がありました。
Q&Aのあとは、団体ごとに分かれ、参加者が直接質問したり事例紹介を聞いて感じたことを話す時間になりました。最後は参加者全員が、分科会を通して感じたことやこれからやってみたいことを紙に書き、全員で共有して終了となりました。

「いろんな地域と繋がりたい!」「地域活動を調べてみる!」など地域との繋がりに興味・刺激を受けた人が多く、この分科会をきっかけに自分の地元や関わりのある地域について目を向けて見たり、これからの地域との関わりを考えてみたり、人の繋がりは夢限大(むげんだい)なことを感じてもらえた機会にできたと思いました。ゲストの方もお互いの活動に良いね!と言い合える場にもなり、私自身ももっと繋がりたい!行動しよう!と感じる機会になりました。
(記事を書いた人:くめちゃん)

参加者の声

地域のために活動したいという思いを持っている方々と時間を共有し、自分たちの活動を話したり、他の地域での活動を聞いたりできたことは私にとって、良い刺激となり、とても良い経験をさせて頂きました。また、GREENDAY2022に参加するにあたり、なぜたかすサークルで活動をしているのかという自分自身の思いや考えを改めて振り返り、深めることができる機会にもなりました。今後も、地域に関わる人たちと繋がっていきたいです。(たかすサークル 藤井実穂さん)

∞(まるまる)ゼミとして活動する、町に出て人と出会う・繋がることの楽しさを共有できとても貴重な体験でした。また、他の地域活動も魅力的でGREENDAY2022に高校生というタイミングで参加できてよかったと思っています。今後も色々な町と出会いながら、最終的には上士幌町に戻り一緒に「変化し続けていきたい」と思います。(∞(まるまる)ゼミ 齊藤香暖さん)

EBETSUtoが江別市内を飛び越えて活動する機会はまだ少なく、今回初めて地域コミュニティ単位で情報交換ができて、「地域とのこんな関わり方や仕組みがあるのか!」というような発見が多くあり、このような場の重要性、面白さに気付かされた機会でした。今回出会えた「活動内容や地域は違えど、想いを持って活動している」方々と、お互い良い感じに影響し合えるような関係性を広げていけるといいなと思っています!(EBETSUto 深井咲良さん)

私にとっては10月から始まった鷹栖町との関わりから、さらに各地域の団体を巻き込んでGREENDAYという所につながったことに地域との繋がりということについて今まで考えていた以上の可能性を感じました。当日もたくさんの方に参加いただいて、興味を持ってくれた人が多くいたことに嬉しさと共に期待に対しての責任も感じ、これからの活動へのモチベーションを得る機会ともなったように思います。(ひろと)

「地域で活動するってどういうことだろう?」「どんな想いを持ってその活動をしているんだろう?」、このような疑問からこの分科会に参加しました。実際にお話を聞いていると、皆さん楽しんで活動していて、やっぱり「楽しむ」ということは大事なんだと気づかされるとともに、楽しんでいる人の周りには自然と人が集まるのだなと思いました。そして、どんなに些細なことでも「やりたい」と言葉にし、それを実現しようとする姿勢が周囲の心を動かすのだと感じました。それを応援してくれたりサポートしてくれる大人が絶対いてくれる、そういう地域は素敵だなと思います。「好きだ!」と思える地域があって、そこで自分らしくやりたいことや夢を実現しようとしている皆さんから多くの刺激をもらいました。地域に関わる方々と繋がりながら、私自身も「好きだ!」と思える地域を見つけていきたいと思いました。(きくちゃん)