実施内容

第7回の放送では、滝上町で地域おこし協力隊として活動する尾崎八重子さんと同じく滝上町で活動する巻島純一朗さんをゲストにお招きし、179リレーションズメンバーから地域おこし協力隊へとなった尾崎さんの過去を深掘りし、さらには現在お手伝いしている和ハッカ・ラボについて聞きました。

現在、地域おこし協力隊2年目の尾崎さんは、元179リレーションズのメンバーです。
大学進学をきっかけに地元の北見から札幌へ来ました。札幌で過ごす中で地元オホーツクへ帰ろうと考えていたそうです。でも、どうしたらいいのか、どう帰ればいいのかわからなかった時に、調べてたどり着いたのがNPO法人ezorockでした。ちょうどその頃に179リレーションズが発足し、メンバーになりました。


(活動に参加した時の尾崎さん)

リレーションズメンバーとして活動していく中で、ezorockには地域おこし協力隊へとなったメンバーが多数いることを知り、地域おこし協力隊になって地元へと帰ることを考えました。
着任先を調べた中で、元々やりたかったカフェやお菓子作りができたのが滝上町でした。

協力隊に着任してからは、滝上町のハーブや花などを植えているハーブガーデンの敷地内にあるフレグランスハウスのスタッフとして主に活動しています。滝上町は和ハッカ(主成分であるメントールが65%以上含まれているそう)の名産地です。それを特産品にするべく建てられた町営の施設がハーブガーデンです。しかし、滝上町が和ハッカの名産地であることがあまり知られておらず、また手に入れることができる場所が多くないそうです。
3年前から滝上町に移住した巻島さんは、これらの背景から和ハッカ農家さんと連携し『和ハッカ・ラボ』を立ち上げ、和ハッカを活用した商品開発と販売をしています。その和ハッカ・ラボをお手伝いしている尾崎さんは、今後は和ハッカを使ったお菓子作りをしていきたい、和ハッカを販売するECサイトをつくりたいと意気込んでいました。

移住しての印象は?との質問に、巻島さんは周りが山に囲まれているから、以前住んでいた豊富町に比べて日が落ち暗くなるのが早く感じるそうです。尾崎さんはコンビニが一軒しかないことをあげていました。しかし、買い物にはそこまで困っていない様子でした。紋別まで買いに行くか、札幌まで行くこともあるそう。札幌までは高速道路の整備により約4時間で着くため、以前に比べてオホーツクは札幌圏から近い印象のある地域になっているようです。

(ハッカ茶を飲んでいる様子)

次回の179RELATIONS RADIO配信もお楽しみに!

(記事を書いた人:しんちゃん)

視聴者の声

滝上町の話や、移住して感じた魅力の話を聞けて面白かったです。滝上町にあるハーブガーデンや、特産品であるハッカが全国生産率の95%を占めているなど、滝上町の個性を知ることができました。滝上町に暮らしてみての感想は、札幌市近辺以外あまり知らない自分にとっては新鮮で、その町で自分のやりたいことにマッチして移住する人の話はこのラジオでしか聞けないと感じました。(チャン)

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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