実施内容

2023年度、1回目となる「月に一度は森づくり」に参加してきました。当日は半袖がちょうど良い暖かい日でした。大人の方々から大・高・中・小・幼稚園児まで、幅広い層の皆さんと活動しました。最初に全国植樹祭跡地での作業をし、枯れていて大きくなる見込みのない木々を拾い集め、林内に日光が入るよう手入れをしました。

集めた枯れ木は後で馬のななちゃんが薪割りをする場所まで運んでくれます。
10時頃からは、ななちゃんが運んでくれた丸太たちを薪に適した長さに切り、斧で割る作業をしました。何年もこの活動に参加している中学生は、大人さながらのパワーで斧を扱い、幼稚園生、小学生は大人と一緒に手動薪割り機で薪割り。終始みんなでワイワイ薪づくりをしました。ここで作られた薪は、苫小牧市内にある銭湯の燃料として活用されます。

午後は場所をイコロの森に移し、動物のお世話をしました。イコロの森では、馬と羊が生えている草をある程度食べたら、草の生えている場所へ移動を繰り返します。そして、前にいた場所に草が生えたらまた戻ってくるという循環した仕組みで動物が飼われていました。この日は、前にいた場所に残った牧草を回収する作業。綺麗にすることで、地表にしっかり日光があたり、再び草が伸びるよう促します。回収した牧草は、たい肥にして畑や近くにあるガーデンの肥料として利用されるそうです。

午後の作業もひと段落して道具を片づけていたら、なんと今日一番のサプライズが!
お母さん羊から赤ちゃんが産まれました。居合わせた皆さんと大盛り上がり。お母さん羊が赤ちゃん羊をなめているのを静かに見守りながらこの日の活動は終了しました。

(記事を書いた人 ともやん)

参加者の声

この日は穏やかな気候に恵まれ、暑くもなく寒くもなくとても良い天気で終日過ごすことができました。子供たち同士で楽しそうに薪割りに取り組んだり、慣れた様子で動物のお世話をしている姿がとても印象的で、ここに来る子供たちはとても逞しいなと感じました。初参加の僕には何ができるだろうかと考えながら、幼い子の薪割りの補助をしたり、一人で過ごしている子に声をかけて負担になってないか様子をみていました。午後のイコロの森では羊や馬や鶏のお世話に関わることができて非常に充実した時間を過ごすことができました。偶然ですが羊の出産にも立ち会うことができて、次回参加するときにどれくらい成長したか見るのが楽しみになりました。次回も参加したいです。(かめさん)

12月ぶりの参加でした。久しぶりの和みの森は気持ちよかったです。子どもたちの薪割りの上達ぶりに感心しつつ、自分も負けじと気合をいれながら楽しく活動しました。この日産まれた羊を最近も見ましたが、元気に飛び跳ねながら母羊と元気に暮らしています。もっと多くの人が月一森に参加して、可愛い赤ちゃん羊の成長を見てほしい&森での活動を楽しんでほしいです!(ともやん)