実施内容

すべての桃の摘果作業が終わると、次はりんごの摘果作業が始まります。
木村果樹園にはりんごの木が約250 本植わっており、明治時代に配布された木も残っていて今でも実をつけています。りんごの木はかなりの本数があるため、1日約10人ほどで作業をします。

りんごの木が植えてあるところは少し足場が悪く、ハシゴを立てるのも初めは一苦労。また枝が垂直に伸び、手がなかなか届かない木もあり、ハシゴの一番上に上がるのが怖くて、初めはビクビク。時間が経つと、慣れてきてハシゴの上の方まで登れるようになり、作業できるようになりました。しかし、隣を見るとさすがベテランの先輩方。ひょいひょいとハシゴから木に移り、華麗に摘果をこなしていました。

キツネの親子5匹がりんご畑に現れて、一緒に作業をする1日もありました。
りんごの摘果作業は6月19日~6月27日までの8日間続きました。

参加者の声

6月から7月にかけての作業ということもあり、季節の移り変わりを全身で感じながらの活動でした。自分の収穫した果物たちが商品として店頭に並ぶことを考えながらの作業は、普段の果物狩りとは全く異なり、シビアで緊張感がありました。
作業をご一緒した皆さまには大変お世話になりました。作業中はもちろん、私たちが浜益に滞在する間ずっと気にかけてくださって、皆さんの暖かさをひしひしと感じておりました。ありがとうございました。
浜益で出会った人や動植物、全てのものは私にたくさんの気づきを与えてくれました。私は石狩に住んでいるのですが、浜益に行ってから、自分の住む地域を好きになれました。
最後に、まだ浜益に行ったことがない方へ。とても素敵なところです!是非一度、行ってみてください。

おまけ

ある日の作業終わり。海で夕日が海に沈んで行くのを眺めました。

 

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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