実施内容
【1日目】
1日目の活動は山麓で山の祭りの準備と野営場の整備と旭岳の巡回、長靴の整備を行いました。
特に野営場の整備が大変だったので一番印象に残っています。ボランティアなどで来た人たちが整備を怠らず行っているから旭岳が今もきれいなのだと実感しました。私にとって良い経験になりました。
▲山のまつりの会場
▲巡回風景
【2日目】
2日目はロープウェイで5合目にある姿見の池園地にあがり、散策路の階段の補修作業を行いました。散策路内には何ヵ所か石や丸太によって階段がつくられています。観光客にとって歩きやすい道をつくることが、高山植物のエリアへの立ち入りを防ぐことにつながります。次に行った散策路に使われる歩道も木材を組み合わせてつくりました。
午後は山麓に下り高山植物植物園となっているところの整備活動をしました。どこに何の植物があるのか目印を頼りに探し、その種のプレートを設置していきました。今後も引き続き整備を続けていく予定です。
▲階段の修復作業
※山のまつり(旭岳 山のまつり) 大雪山旭岳の山開きの儀式。登山者の無事と安全を祈願するために毎年実施されています。アイヌ民族の祈りの儀式や、タイマツ行進が行われます。
(記事を書いた人 ひじり、ひろと)
参加者の声
今回参加してみて、普段触れることない自然の部分を感じることができて楽しかったです。実際に参加してみると多くの観光客が訪れていたのでその方々のサポートをしているのかなと思っていましたが、ほとんどの活動は自然保護の活動がメインで保全員一人ひとりが自然を思って活動していると肌で感じました。最近自然と触れ合えていない人におすすめしたいです。(そう)
今回この活動に参加してみて、自然を保護する意味や理由、どのような活動をしているのかを知れたのが楽しかったです。また、観光客への配慮を欠かさず、自然保護以外のサポートがどれだけ大変かが体験できました。なかなか自然と触れ合える機会が普段はなく、私自身初めての旭岳でとても感動しました。もし興味があるのなら、大変だと感じるかも知れないですが、ぜひ多くの人に参加してみてほしいです。(ひろや)
過去の記事も下記からご覧ください！
