実施内容
<3月1回目>
今回の活動1日目は、はまますベースの整備とソフリットづくり、2日目はミニフォトコンテストをしました。まず1日目は、はまますベースの整備を行いました。エゾ部屋の片付けや、新たな棚の設置を行いました。エゾ部屋とは、活動に必要な備品やエゾシカの皮やさくらんぼ、ホタテの稚貝などを保管している冷凍庫が置かれています。その後はソフリットづくりを行いました。ソフリットとはイタリアでよく使われる万能調味料で、にんじん、玉ねぎ、パセリ、ニンニクをすべてみじん切りし、オリーブオイルで炒めて作ります。作ったソフリットは浜益産の稚貝を使ったシチューやカレーなどに入れて食べました。
2日目は、丸1日をつかってミニフォトコンテストを行いました。午前中は浜益区内の北の地区を、午後は南の地区をそれぞれ回り、参加者各々が浜益の魅力だと思う場所を写真に納めていきました。撮った写真は、はまますベースなど地域内外の方に見てもらえる場所に展示する予定です。
<3月2回目>
今回の浜益での活動は、エゾ部屋の大掃除をしました。この部屋をもっと浜益の魅力が分かる部屋にしよう!ということで、エゾ部屋大改造の開始です。これって何に使うんだろう、これってあの時のやつかな!?と、掘り出し物がたくさん。どうやったら見やすいのか、使いやすいのかを工夫しながら備品の配置を考えました。さらに、整理したエゾ部屋やキッチンがもっと使いやすくなるよう、ポップを制作しました。エゾ部屋はより華やかになり、冷凍庫に何が入っているのか、それがどういう物なのかが分かりやすくなりました。
途中で休憩も挟みつつでしたが、みんなついつい熱中してしまい、あっという間に夕方になっていました。夜には皆でボードゲームをしました。大掃除に体力を使ってかなり眠気もあったのですが、あまりの盛り上がりに、ゲームが終わって眠りにつく頃には、いつもの活動と比べるとだいぶ遅い時間になっていました。
(記事を書いた人 さーや、かいと)
参加者の声
<3月1回目>
浜益を訪れるのは5回目ほどになりますが、ベースの整備やソフリットづくり、浜益温泉に行ったりと、今回は特に時間の流れがゆったりと感じられた活動でした。浜益に来るといつも、私が住んでいる都市部とは違う時間が流れているように感じます。そんな中でも、エゾ部屋からカメムシ対策グッズがたくさん出てきたり、ソフリットで作るカレーには浜益の稚貝がたっぷり入っていたりと、浜益をたくさん感じることのできる時間でした。また、2日目のフォトコンテストでは、これまで行ったことがなかった浜益の名所をたくさん回ることができました。特に、送毛地区の廃校となった小学校や濃昼地区の木村番屋が印象的で、昔の浜益の姿に思いを馳せることができました。(カイ)
<3月2回目>
大掃除はビフォーアフターの差が大きく、非常にやりがいがありました。次の日のポップの製作も含め、自身が関わることができた部分が残り続けると考えると、愛着がわいてまた来たいなと思いました。それだけでなく、活動中に小出しに聞ける浜益のことや、おいしい浜益の食材で、もっと浜益のことを知りたいと思うようになりました。また、寝食を共にすることができ、交流を深められて楽しかったです。浜益の活動にまた参加したいです!(ぷりこ)