実施内容
<6/14>
この日の最初の活動は薪割りでした。初参加のメンバーはコツをつかむのに苦戦し、時間をかけながら慣れていきました。
次に、薪の皮むきも行いました。
その後、場所を移動し、昼食や子どもたちとのコミュニケーションをとる時間があり、元気いっぱいな子どもたちと鬼ごっこなどをしました。また、その後は電気柵の設置に3人で取り掛かり、かなりの敷地に電気柵を設置することができました。
いつもと違うことを経験することができ、貴重な経験になりました。
<6/15>
2日目の活動は、いぶり自然学校での作業のお手伝いでした。まず、宿泊していたメンバーで動物たちに朝の餌やりを行いました。羊がいる電気柵内の草が減ってきていたので、奥の電気柵の開放も行いました。その後全員が集合し、活動を開始しました。まずは羊の電気柵内にある木の柵を、新たに開放したスペースに移動させました。
その後は羊と馬が生活をしている空間のお掃除を行いました。糞や牧草を、道具を使って拾っていきます。牧草は繊維が多く、土に還りにくいため集める必要があるとのお話でした。みんなで一輪車がいっぱいになるまで拾って運ぶ作業を繰り返しました。
その後は新たな場所に電気柵を張りました。羊たちが生活している場所の雑草がなくなり次第、違うところに移動するためです。柱を地面に打って、電線をそこに付けていく作業は時間がかかるため、人数がいるときにできてよかったなと感じました。
最後は薪割りや木の皮むきを行いました。子どもたちが木の皮をむき、大人は薪割りをしていました。エネルギーを生み出しながら、汗がかける薪割りはお得な運動だなと思いました。
<6/22>
この日は鶏の小屋作りと羊の柵作りからスタート! 子どもたちは、自分がやりたい作業に真剣に取り組みます。柵作りはドライバーを使用して行ったのですが、一緒に作業をした女の子が難なく使いこなしている様子を見て、びっくりしましたし、森に通い続けるとなんでもできるようになるんだろうなと感じました。
その隣では、鶏の移動式の小屋を試行錯誤しながら作っていました。「こうした方がうまくできるんじゃない?」とみんなで意見を出し合いながら進めている様子が微笑ましかったし、たくましかったです。
お昼を食べた後は羊の毛刈りを行いました。人間が近づいたら暴れてばかりの羊ですが、プロの手にかかったらお手の物! 暴れることなく落ち着いている様子にはくすっと笑ってしまいました。毛刈りに子どもたちも大人たちも参加し、ぶ厚かった羊の毛がさっぱりして一回り小さくなっていました。子どもたちは取れたてのふかふかの毛をお土産に持ち帰っていました。
その後は毛をお湯で洗い流す作業を行い、1年分の汚れをきれいにし、天日干しを行いました。きれいになった羊毛は羊毛フェルトへと生まれ変わります。
私も初めての体験で楽しかったし、子どもたちが一生懸命に挑戦している姿に勇気をもらった1日となりました!
(記事を書いた人 りゅー、リオ、まお)
参加者の声
急遽家族連れで参加させていただく形になりましたが、妻も子どもたちも、とても楽しかった、と言っていました。静かな自然の中で、羊、鶏、馬とふれあい、斧で薪を割り、掃除をするという、新しい経験することができました。地元の方との新たなつながりもでき、本当に参加してよかったと思います。今後も、この活動には参加したいと思いました。(せいじ)
羊鶏クラブの活動は今回で2回目でした。いろいろなものを組み合わせて鶏小屋を作りましたが、その場で子どもたちと相談し、子どもたちのアイデアによって上手に入口をつけることもできました。ここでは大人も子どもも関係なく、一緒に活動できていると感じました。羊の毛刈りも体験させていただき、子どもたちも私も貴重な経験になりました。自然や動物とふれあう子どもたちの体験をサポートすることができるのがとてもうれしかったです。(そーじゅん)