実施内容

周囲を山に囲まれ、豪雪地帯である大滝区。大雪の影響で停電などの事態が発生した時、地域でどう対応できるかを考え、地域住民同士のつながりを作る必要があるという結論に至りました。そのために地域の身近なニュースを発信し、大滝に住む人が大滝のことを知るきっかけづくりから始めよう！と発足したのが「おおたき新聞くらぶ（通称：たきしんくらぶ）」です。現在、月に一度情報を発信しています。

大滝区では防災まちづくりを目指して2年間、様々な検討がなされてきました。大滝区の近くには活発な火山活動で知られる有珠山があり、近々大規模な噴火が懸念されています。大滝区はその地理的な条件によって、有珠山周辺住民の方の避難地として、また札幌等からの支援受け入れ時の「ハブ拠点」としての可能性を持っています。

たきしんクラブでは、いざという時のために、防災の情報発信をはじめ、イベントなどを通じて顔の見える関係づくりを行っていきたいとのことでした。

当日配信された内容はこちらからご覧いただけます！

参加者の声（感想）

自分たちのまちの防災だけではなく、近隣市町村で災害が発生した時どのような役割が果たせるかという視点で、防災を捉えているのが興味深かったです。また、地域に密着した話題を発信することで地域のつながりを生み出しているたきしんくらぶの取り組みを知り、地域で情報を共有する重要性を感じました。（ぽん）

主催者の声

ezorockさんのご協力をいただき、大滝の可能性についてより深堀りできたことに感謝しています。防災をテーマにしたまちづくりのポイントとして「顔の見える関係性作り」をこれからも意識して取り組んでいきたいと思います。オンラインイベントという形でコラボできたおかげで、小さな地域の取り組みをより広域のネットワークに発信することに繋がりました。（たきしんくらぶ　川田さん）

（記事を書いた人：ぽん、やえちゃん）