実施内容

支笏湖のバス停で参加者と集合し、活動場所のフィールドへ皆でてくてく移動するところから今回の活動が始まりました。
フィールドに到着すると、今回のメインである「棒パン」づくりのために、まずは焚火台で火おこしからスタート。少し湿っている焚火台を前にして、「どうしたらうまく火がつけられるかな?」と、子どもたちはシラカバの皮を使ったり、木の組み方を工夫したりと奮闘しながら火をつけていました。

火が大きくなってきたら、次はパンを巻き付けるための木の棒探しへ。木の棒は十分な長さと太さがないと、安全に美味しく棒パンを焼くことができません。どれが良いか品定めをしつつ、各々お気に入りの棒を見つけられたら準備完了!生地を木に巻きつけた後に、火を囲みながらそれぞれのやり方でパンを焼いていきました。

棒パンやお弁当を食べた後、午後からは鬼ごっこやスラックライン、ブランコなど、各自が遊びたいことでめいっぱい体を動かす時間になりました。スラックラインでバランス対決をしたり、鬼ごっこで思いっきり走り回ったり。スリリングなブランコで遊んだり、色水で雪に色を付けたり…。それぞれが自由な発想で楽しんでいたのが印象に残りました。

今回が今年度最後の活動日。
振り返りの時間には、今回の活動だけではなく1年を通して「楽しかったこと」や「いやだったこと」「来年度やってみたいこと」などの意見を出し合いました。「キャンプやカヌーに初めて挑戦した」や「登山を頑張った」など、達成できた喜びや気づきが伝わってくるような感想が多く、経験してきたひとつひとつの活動が子どもたちの中で糧になっているんだなと、1年での変化が垣間見えた時間でした。来年度のアウトドアクラブの展開も楽しみです。
(記事を書いた人:さんべ)

参加者の声

今回初めてかのあアウトドアクラブに参加し、支笏湖を目にしたのも初めてだったのですがとても景色の良い所でした。子どもたちとの関わりは私自身もあまり経験がなく探り探りでしたが、子どもたちの生き生きした姿を目にして、これからもこのような活動にもっと参加してみたいと思いました。(ひろと)

 

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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