実施内容

【1日目】
鷹栖町に到着し、まずは町内のごはん屋さん「ミックとジム」でランチをいただきながら今回のプログラムのオリエンテーションを行いました。プログラムのスケジュールや最近の鷹栖町のイベントの話などで盛り上がり、緊張がほぐれました。ランチ後はカーシネマの会場となる北成地区住民センターに移動し、さっそく設営のお手伝いです。カーシネマは、グラウンドに車を並べて車内からスクリーンで映画を鑑賞するイベント。車をきれいに並べるため、グラウンドにラインを引きました。何もない地面に真っ直ぐな線を引くため、地域の方の号令のもと知恵を絞りながらグラウンドを行ったり来たり。その後も、本番で使う備品を運んだり、受付の設営をしたりしました。

夜になると、前夜祭も兼ねて焼肉をいただきました。私たちも地域の方に交じってご馳走になり、その日の活動は終了。鷹栖町内の銭湯「サンホールはぴねす」でお湯につかり、町内の移住体験住宅に宿泊しました。

【2日目】
翌日は朝から設営に参加です。会場となるグラウンドに装飾ライトを設置したり、ごみ箱を設置したりしました。また、お昼には町内で行われていた別のイベント「たかすマルシェ」を訪れ、カーシネマイベントの宣伝をさせていただきました。

お昼前にはキッチンカーが立ち並び、12時から「CLASSIC MARCHE」(キッチンカーでの出展を中心としたマルシェイベント)が始まりました。たこ焼き、タコス、クレープなどの食べ物はもちろん、上映される映画の雰囲気に合わせた古着やヴィンテージ雑貨などの販売、似顔絵なども出店していました。次々と来場者が訪れていて、地域の方たちが楽しみにされていたイベントなんだと感じました。私たちボランティアメンバーはごみ箱の後ろに立ってごみ分別のナビゲーション活動(分別のサポート)を行ったり、車の誘導を行ったりしました。

日が落ちた頃、いよいよグラウンドに車が整列し、スクリーンに映像が映し出されました。上映開始後は屋台やごみ箱は来場者が減り、私たちも映画を鑑賞しながらキッチンカーのご飯をいただきました。上映終了後は、スタッフ全員で退場口に並び、来場者の皆さんをお見送りしました。スタッフのみなさんも、車の中の来場者のみなさんも、とてもいい笑顔で手を振っていて、楽しみや人のつながりを生み出しているイベントだと改めて実感しました。

【3日目】
最終日はカーシネマの会場の片付けを行いました。テントや駐車場の区域を示した杭の撤去、ライトアップしていた電球を撤去しました。片付けは比較的スムーズに2時間弱くらいで終わり、その後は鷹栖町内をコーディネーターの方に案内していただきました。田んぼアートや洋菓子店に立ち寄り、昼食には鷹栖牛バーガーをいただき、解散しました。2日間の北成フェスの終わりに、鷹栖町への理解を深める時間になりました。
(記事を書いた人 カイ、ひろと)

参加者の声

今回初めて北成フェスに参加させていただきました。主にごみ箱での分別ナビゲートをしながらでしたが、一来場者としてイベントそのものを楽しませてもらいました。主催者の方の好きなものがぎゅっと集まっていながらも、大人から子どもまでたくさんの方が楽しめる空間になっていて、素敵なイベントだなと感じました。また、イベントの運営にも多くの地域の方が携わっていて、日頃からの繋がりの強さも感じることができました。(リオ)