実施内容
この日は鷹栖町北成地区で行われた文化祭に参加しました。旭川市まで高速バスで向かい、そこから鷹栖町までは役場の大内さんが送迎してくださいました。車内では鷹栖町内には5つの地区があり、地区ごとに毎年文化祭が行われていること、その中でも北成地区は人口が少ない地域であることなど、鷹栖町のことをお聞きしました。そんな話をしているうちに10分ほどで鷹栖町に入り、こんなに近いんだという驚きがありました。
到着すると続々と会場に地域の方が集まっている最中でした。建物の前で写真を撮っている私たちに「マスク外して撮ったらいいしょ!」と早速温かく声をかけてもらいました。また、前月に鷹栖町の別の地区の活動に参加していたメンバーに対して「この前来てたよね?」と声をかけてくれる方も多くいました。会場のみなさんにご挨拶をしてすぐに会場内にプログラムを貼るお手伝いをさせてもらいました。
運営の皆さんとの打合せを行い、ついに文化祭がスタートしました。午前中は楽器の演奏やカラオケの発表が行われていました。ここでは動画撮影のお手伝いをさせてもらいました。地域の方が運営し、地域の方が地域の方の前で発表をする、そんなことが当たり前に行われている繋がりの強さを感じました。そして、なんと私たちも飛び入りでカラオケコーナーに参加させてもらいました。この日はじめましての私たちを温かく受け入れてくれて、拍手で盛り上げてくれました。
お昼ごはんを食べて、あっという間に午後のプログラムに。午後は運営の方が中心に発表をするモノマネ紅白歌合戦が行われていました。皆さん衣装やメイク、踊りや会場にいる方との交流など、盛り上げるための工夫がたくさん散りばめられていました。大内さんのパフォーマンスも圧巻で、今日を迎えるまでに準備をしてきたことが感じられました。その原動力は地域の皆さんに「楽しんでほしい」という思いからくるものなのだろうなと感じました。
最後は抽選会が行われ、大盛り上がりで文化祭は終了しました。会場の片付けを行い、運営の方々と振り返りをしている際に「いつも来てくれてありがとう」とどなたも言葉に出してくださっていて、これまで活動に参加したメンバーが築いてきた関係性を感じました。「また来てね」と声をかけてくれるなどと、地域の外の人をも受け入れてくれる鷹栖町の温かさ、まさに『あったかす』を肌で感じることができました。帰りは大内さんにメロディー橋に連れて行っていただいたり、昼食には、オオカミの桃、鷹栖牛ハンバーガーなど鷹栖町の美味しいものをいただいたりと、身も心も鷹栖町に満たされた一日でした。
(記事を書いた人 リオ)
参加者の声
今回の活動で初めて鷹栖町を訪れました。鷹栖町でこの時期に文化祭が行なわれることは、昨年度参加したメンバーから話は聞いていたのですが、どんな雰囲気で行なわれるのだろうとわくわくしながら参加しました。参加されていた町内のみなさんが楽しそうに歌をうたったり、ものまねをしたり。その笑いの渦に私たちもいつの間にか引き込まれ、一緒になって笑っていました。私自身、春の新生活の準備でドタバタとした日々を過ごしていた時期の参加だったのですが、今回鷹栖町のみなさんからたくさんの笑顔と元気をいただきました。(きくちゃん)
初めて鷹栖町の文化祭に参加しました。昨年度参加したメンバーからいろいろな話を聞いていたので、この日が本当に楽しみで仕方がなかったです。文化祭を企画する方々が、地域の方々に楽しんでもらいたい一心でさまざまな工夫をしていたのがとても印象的でした。ステージに立っても、ステージを観ても楽しめる温かい鷹栖の雰囲気を感じ、とても幸せな気持ちになりました。(ずみ)