実施内容

第4回の放送では、しべつ未来塾の土谷悠介さん・太田亮平さんをゲストにお招きしました。土谷さんは標津町出身。29歳の時に家業を継ぎ、しべつ未来塾や商工会青年部など、様々な団体で活動しています。太田さんは釧路市出身。高校卒業後、千葉県の専門学校に通い、現在は標津漁協に勤務しています。今回は、そんな土谷さん・太田さんの原点と、しべつ未来塾での経験を経た心境の変化を伺いました。

 

高校、専門学校の頃は、まちづくりに全く関心がなかった2人。しかし、しべつ未来塾での活動をきっかけに、ごく自然にまちづくりに関わるようになりました。
しべつ未来塾に関わる前と後を、土谷さんは「今まであまり関わることのない職種の人と活動することが、勉強の場にもなり、夢中になった。気がつけば続けていた」と語り、太田さんは「それまでやっていたサッカーのコーチとは違う楽しさを感じられた」と話していました。また、太田さんは「個人ではなく、標津漁協として参加していたことから責任感もついた」と振り返っています。

まちづくりや地域づくりと聞くと、ごく一部の人の取り組みのように感じる人も多いと思います。しかし、実際は、まちづくりに関心がない人が、小さなきっかけから知らず知らずのうちに関わりを持ち、気づけば活動に参加することが当たり前になっているケースもたくさんあります。今回の放送では、このような2人の変化が顕著に感じられる時間となりました!

今後について、土谷さんは「役場の方やezorockとも交流していきながら、どういう人生を歩んでいきたいか、どういう風にこの町で暮らしていきたいかを考えていきたい」太田さんは「しべつ未来塾で学んだことを活かして、次のステージで頑張りたい。また、普通のサラリーマンでも、まちづくりや地域づくりに携われる。このラジオを聞いて、まちづくりに関わるハードルが下がったら嬉しい」とおっしゃっていました。

ゲストの「原点」を掘り下げる179RELATIONS RADIO。他では聞けない話が盛りだくさん!第5回の放送も企画中です!お楽しみに!

主催者の声

リレーションズラジオで初めて延長戦に突入した回となりました。その内容の濃さにも関わらず、ご視聴いただいた皆様から、もっと聞きたいという声をたくさん頂きました。運営側として嬉しさを感じるとともに、土谷さんと太田さんの魅力が凄まじいなと思うばかりです。179リレーションズやezorockの活動で、今後も魅力的な人と関わっていけたらと思います。(みっそん)

視聴者の声

・若い人たちがどのように仲間を集めて、どういう活動をしているのか、興味を持って聞くことが出来たし、あぁ同じだーと思った部分もありました。いつか直接会ってお話ししてみたいと思いました。
・目立つプロジェクトや成果が取り上げられやすいなか、179リレーションズラジオでは、一個人の住民の方、その内面にまで落とし込んで観察されていて、とても感銘を受けます。
・もっと長い時間聞いていたかった~

(記事を書いた人:みう、みっそん)

 

※本事業は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金を活用し実施しました。
※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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