実施内容

浜益ベースチームの活動フィールドの石狩市浜益区は、日本海に面していて漁業も盛んですが、一歩内側へ入れば一面の田んぼが広がる米作りが盛んな地域でもあります。
浜益ベースチームも、田植えや稲刈りの時期に田んぼに入らせていただく活動を年に数回ですが行っています。また2020年には新型コロナウイルス拡大で自粛生活が続く中、何かつながりを感じられる新たなアクションができないかということで、浜益の方々にご協力頂き、1トンのお米を500人に配る『ご縁米プロジェクト』を実施しました。
※ご縁米プロジェクトの記事はこちら

浜益米は”浜益米”として市場に出回ることはなかなかないので純粋な”浜益米”を食べられるのはとってもレア。そんな浜益米は粒がとてもつやつやで大きく、後味もさっぱりしていて、何にでも合う万能なお米です。あとなんと言っても浜益米の特徴は、時間が経ってもずっと炊きたてのようなおいしさがキープされること。炊きたてのご飯のような感動を、食べるたびに味わいます。中には、この浜益米に胃袋をつかまれすっかり浜益に魅了されてしまったメンバーもいるほど!

私は今年の春から就職で北海道を離れ、179リレーションズや浜益ベースの活動を通じて出会った方々と物理的な距離はとても離れてしまいました。しかし、とてもありがたいことに、いまだに距離を感じないほどやり取りをしています。今はなかなか浜益に行けなくなってしまいましたが、お世話になっていた方々から仕送りとして浜益米を頂き、今年も食べることができました。

そのような顔の見える人たちが頑張って作って下さったお米ということがわかっているから、スーパーで購入するお米とはまた違って、私にとって”浜益米”は特別でとてもおいしい。

大切な人が作った浜益米を食べたことで、離れていてもその地域やそこに住む人とのつながりを感じることができました。そういうつながりを持っていることで、いつも励まされて勇気をもらっています。私にとっての浜益はそんな大切な人がいる、大好きな場所です。
遠くにいてもつながるきっかけや、また人が浜益に訪れるきっかけをつくる浜益米。
食を通じた新たな地域とのつながり方も素敵だなと思ったこの頃です。

(記事を書いた人:ゆーみん)

※本記事は、休眠預金を活用した『北海道未来社会システム創造事業』を活用し作成しています。
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