実施内容

当日の朝は少し肌寒く、イコロの森の管理棟に到着し、薪ストーブをつけることになりました。薪ストーブに火をつけることに挑戦しましたがなかなか上手くいかず、管理棟内に煙が充満してしまいました。
子どもたちが集まると、薪ストーブに使う薪をみんなで割りました。


その後は鶏を柵から出して自由に外を歩いたり、馬の餌にするためのたんぽぽやお花などを摘んだりしました。


いよいよメインの羊の毛刈りです。放牧されている羊を捕まえることから始まりました。なかなか捕まえることができずかなり苦戦しました。時には7人、8人と子どもたちが羊を捕まえるために柵に入り角に追いやったりしました。子どもたちだけで羊を1匹捕まえることができました。


羊にリードをつけて毛刈りをするところに連れて行き、みんなでどうやって羊を刈るのか、なぜ羊を刈らなければいけないのかを学びました。羊は人間が品種改良をしたことにより毛が抜けなくなり、人間の手によって毛を刈ることが必要になりました。


みんなで交代しながら羊の毛を刈りました。


お昼になったので、みんなでお昼休憩をとりました。外には焚き火があり、マシュマロ、干し芋、クッキーなど子どもたちが持ってきたお菓子を焼いて食べました。


午後からは各自で別れて様々なことをしました。新しく作っている鶏小屋の金網にペンキを塗ったり、壊れてしまった鶏小屋をドリルで治したり、鶏小屋のお掃除をしました!


途中で子どもたちがお母さんのところに行き「今こんなことしてるんだ〜!」と笑顔で話していたのがとても印象に残っています。午後はとてもあっという間で、各自やることが終わったらもうすでに15時近くなっていました。みんなで後片付けをして活動が終了しました。

 

(記事を書いた人 しおん)

活動概要・応募はこちら

・2024年度「月に一度は森づくり」
https://179relations.net/program/132

・イコロの森での活動「羊鶏クラブ@いぶり自然学校」
https://179relations.net/program/135

参加者の声

初めてのボランティアで最初は緊張しましたが、子どもたちと関われたのがとても楽しかったです。そして、羊や馬と触れ合えたのもとても楽しかったです。羊を捕まえようとチャレンジしましたが、こんなに大変なんだと実感しました。羊の毛刈りを見れたのも貴重な体験でした。(もえか)

これまでにイコロの森で行われる活動に何度か参加したことがありますが、羊鶏クラブは今回が初めてでした。毛刈りのために自分より体重の重い羊を捕まえに行ったり、ビクッと時々動く羊に緊張しながらも毛を刈ったり、頼まれたお仕事を責任持って最後まで取り組んだりなど、子どもたちそれぞれの強さがとても輝いていました。大人ですら初めての経験だらけの中、興味を持って子どもたちが挑戦している姿は頼もしく、逞しいなと改めて感じました。(リオ)

 

過去の記事も下記からご覧ください!

月に一度は森づくり(2024年5月)

イコロの森で春を味わう