実施内容
【10/10-11】古紙回収
段々と秋が深まってきた10月。浜益の古紙回収のお手伝いに参加して来ました。
朝8時。浜益支所の前に古紙回収に参加する婦人会の方々をはじめたくさんの浜益の地域の人が集まりました。そんな中に、一人参加している札幌からきたボランティアの私。上手く輪の中に入れるだろうかと、ちょっとばかり緊張ぎみ…そんな心配をよそに、「今日は浜益ベースに泊まったの?」「手伝いに来てくれてありがとうね。」と気さくに話しかけてくれる浜益の皆さん。うれしいやら、ありがたいやらで気持ちがぽっと温かくなりました。そんなこんなで、古紙回収が始まります。浜益の各家庭から集められている古紙たちをどんどん車の中に積み込みます。「これ重いよー」「気を付けてね」と声を掛け合いながら、バケツリレーで手渡ししていきます。流石としか言いようのない、浜益の方々のチームワーク。あんなにあった古紙たちがあっという間に回収されていきました。実は、この時期カメムシが大量発生中…集められているダンボールをひっくり返すと大量のカメムシがこんにちは。ダンボールの下って温かいのね…なんて考えながら、カメムシと一緒に古紙回収を進めました。
浜益の13地区に点在している回収場所には、車に乗ってみんなで移動します。移動中の車内では、様々な話題に花が咲きます。飛び交う浜言葉に圧倒されながらも、うふふとつい笑みがこぼれるお話ばかり。浜益の地域の方々の一員になれたようで、とても嬉しかったです。
そうこうしているうちに、あっという間にその日の分の古紙回収は終了。浜益の方々と協力して作業でき、とても嬉しい時間になりました。
【10/16】グリーンインフラ
北海道大学と石狩市が連携し行っている「グリーンインフラ」に関する調査のお手伝いに参加しました。「グリーンインフラ」とは、自然環境の機能を利用して課題解決に取り組む考え方です。浜益では海浜の砂が道路に飛んでしまい、その砂を掃除するのに費用が掛かってしまうという課題があります。そのため、海浜の植物を増やすことで、飛砂を抑えようという研究が行われているのです。この日の調査は、風が大変強く、作業が非常に大変でした。ござを格子状に埋め込んでいくのですが、なかなか深く埋まりません。しかし、先生や周囲の人と協力しながら、最後の方は素早く埋めることができました。この範囲に今後海浜植物を植えるそうなのですが、過去に作業した範囲には植生がうまく定着しており、今年の作業した範囲でも成果が得られることが期待できそうです。作業後には、今後の展望についてお話を伺いました。特に印象的だったのは、ハマボウフウという海浜植物を植えているそうなのですが、それが大変美味で、地域の人に食べてほしいと先生が仰っていたことでした。ただ飛砂防止をするだけでなく、その植物を利用して地域に還元しようとしていることが分かり、感銘を受けました。
【10/17】カフェクローバー
浜益区内のおじいちゃんおばあちゃんが集まって団らんしたり工作したりして過ごす。そんな温かい空気が漂っている「カフェクローバー」にお邪魔してきました!最初は初めてお会いする人たちが多くすごく緊張していましたが、優しく声をかけてもらい、明るい笑い声を聞いてるうちに緊張はほぐれ、僕も自然と笑顔になることができました。また、昔の浜益のお話を聞かせてもらうなど充実した時間を過ごすことができました。最後帰るときは、「またね〜」とか「次も来てね」など声をかけてくださり、改めて温かい人たちがたくさんいる場所だなと感じることができました。また、機会があれば訪れたいです。
(記事を書いた人 かいと)
参加者の声
浜益の古紙回収では、浜益の婦人会の方々と一緒に作業を行ないました。普段なかなか活動などでご一緒する機会が無いので、お話しながら作業できてとても嬉しかったです。古紙回収ひとつとっても、浜益の地域の方々は協力や助け合いを大事にしているのだと感じました。また、お手伝いに行きたいと思います。(みさき)
私はグリ-ンインフラのお手伝いと、カフェクローバーの活動に行きました。どちらの活動でも、方法は違えど浜益のことを思う気持ちがすごく感じられて、とても貴重な体験でした。大学の先生や地域のおじいちゃんおばあちゃんという、普段の活動ではあまりお話することがない方々と浜益の話ができて、とても嬉しかったです。(さーや)
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