実施内容

なごみの森では、初めに私1人で馬のななちゃんに餌やりとブラッシングを行いました。餌である草を袋にたくさん詰め、それをななちゃんの顔の下辺りの地面に置いて餌やりを行いました。ブラッシングは、主に胴体を行いました。馬の体は、毛が少なくてサラサラしていると感じました。草を美味しそうに食べてブラッシングもされて満足そうなななちゃんでした。どちらも初めての体験で新鮮でした。

次に10人程の大人の方と、中学1年生の男の子と一緒に、森の中の切った木を運ぶ作業を行いました。自分たちの背丈くらいの草がたくさん生えている所でも、抵抗なくどんどん草の中に入っていく男の子を見てとても刺激を受けました。その後、参加者の子供たちと親御さんも加わり、薪割り後の木を1台の軽トラにびっしり積む作業をしました。みんなで協力したら、あっという間に作業が終わるのだと改めて感じました。
みんなでの作業が終わったあとは、中学1年生の男の子とお話しをしながら薪割りをしました。アニメのお話などたくさん話せて楽しかったです。その後、1人で周辺を散歩し、写真を撮りながら自然を感じていました。とても天気が良かったので気持ちよかったです。
 次にイコロの森で、馬糞に木くずと糠を混ぜて堆肥を作る作業を行いました。馬糞・木くず・糠を満遍なく混ぜる作業を繰り返し行いました。初めて堆肥作りをして、普段札幌の街中で過ごしていたら中々できないことが経験できたなと感じました。休憩時にはイコロの森の中にあるカフェとガーデンに行きました。カフェでは暖かいコーヒーをいただき、持ち帰ってコテージで飲みました。ガーデンでは色々なお花を見た後に雑貨屋さんも見ました。

イコロの森ではさらにその後、馬のななちゃんと羊は5匹ほどに餌やりをしました。やはり、餌が貰えるとなったら特に羊たちは集まってきて、すごく欲しそうにしていました。

参加者の声

初めて月一森に参加しました。森の中に入って木を運ぶ際に私の身長と同じくらいの長さの草の中に迷わず入っていく中学生の子を見てたくましいなと感じとても刺激を受けました。また、堆肥作りを初めてしてみて、少しですが、馬糞や他の動物の糞の栄養についても知れました。今まで経験したことの無いことを経験できて、さらに新しい知識までも得ることができました。普段私が住んでいる札幌の街では中々経験できないことだと思います。さらに、このボランティアをやってみて、このように動物や自然と関わることを生業にしている方もいるのだと気づきました。自分の知らない世界を知れた1日になりました。

(記事を書いた人 あらた)

 

過去の記事も下記からご覧ください!

月に一度は森づくり(2023年9月)

森のようちえんの現場から!~ 「森のようちえんってどんなところ?」編 ~

森の中のEZDOME